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お客さまの知識まる得情報! 瓦版

2016/07/20
「NHKスペシャル 老後破産」等の紹介!

■衝撃的な内容、しかし、現実問題!!

 今、高齢者を取り巻く環境は極めて厳しくなっています。
2014年9月24日 NHKスペシャル「老人漂流社会〜老後破産の現実〜」から、その現実がより鮮明になってきました。
そして、2015年8月30日 NHKスペシャル「老人漂流社会 親子共倒れ防げ」でさらに現実の厳しさが……

<番組から抜粋>
「日本の家族に今、何が起きているか?」
「失業や親の介護が理由で、親と同居を始める中高年が増えている」
「老後、子供と同居することで追い詰められていく『親子共倒れ』 ⇒ 親と同居する中年で未婚の子供 305万人 その失業率 10.4%」
「親が万が一の状態に陥ったときには、共倒れということを今から予測しておかないといけない」総務省研究会

■藤田高典さん(NPO法人「ほっとプラスの代表理事」著書「下流老人」では!

 藤田さんの出版された新刊『下流老人』(朝日新書)で、
「このままだと高齢者の9割が貧困化し、貧困に苦しむ若者も増える」とあります。
貧困高齢者を下流老人と名付け、普通に暮らすことができず下流の生活を強いられる老人という意味で使われています。
当該『下流老人』の中で高齢者が貧困に陥るパターンを五つに藤田さんは大別しています。
 ①本人の病気や事故により高額な医療費がかかる
 ②高齢者介護施設に入居できない
 ③子どもがワーキングプアや引きこもりで親に寄りかかる
 ④熟年離婚
 ⑤認知症でも周りに頼れる家族がいない

■「長寿という悪夢 老後破産 NHKスペシャル取材班」(新潮社 本体1300円)の目次より  

第一章 都市部で急増する独居高齢者の「老後破産」
      「年金だけでは暮らしていけない」 追いつめられていく日々  
必死で働いてきても「報われない老後」  生活保護が受けられない?・・・・・
     〜東京・港区の単身高齢者アンケートより〜
        広がる「老後破産」の実態    介護サービスを利用していない人が80%
        正月を一人で過ごす高齢者たち
第二章 夢をもてなくなった高齢者たち
第三章 なぜ、「老後破産」に陥るのか 〜社会保障制度の落とし穴     など



 情報1 : 2015年4月以降の年金受給額がダウン!(特例水準の解消)
◇自営業の方  老齢基礎年金を満額受給している方の場合
     786,492円  ⇒ 768,792円(月64,066円)
元会社員の方 
40年間会社員だった夫と専業主婦の妻という標準的な世帯の場合
2,770,884円  ⇒ 2,708,484円(月225,707円)

 情報2 :2015年5月から公的介護サービス利用時の自己負担額が所得によって変わります! ⇒ 65歳以上で一定以上の所得がある(合計所得が単身で280万円以上、2人以上の世帯で346万円以上)場合は2割負担!
在宅サービスの1か月の利用限度額と自己負担額(例)
要介護度   利用限度額    自己負担1割    自己負担2割
要介護5   360,650円    36,065円    72,130円
要介護4   308,060円    30,806円    61,612円
要介護3   269,310円    26,931円    53,862円
要介護2   196,160円    19,616円    39,232円
要介護1   166,920円    16,692円    33,384円
要支援2   104,730円    10,473円    20,946円
要支援1    50,030円     5,003円    10,006円

 情報3 :介護にかかる費用は?
◇在宅で介護している場合  年額 約  600,000円(月5万円)
◇施設に入所している場合  年額 約 1,300,000円(月10.8万円)
◇介護期間が10年以上の方は約12.5%も(介護期間が10年で約934万円が必要)
  *公的介護保険サービスの自己負担額を含んだ額を記載 (生命保険文化センター 平成24年度生保全国実態調査)



2016/07/14
加齢とともに発生する『白内障』と『先進医療』

■白内障とは

 私たちが目で見ている像は、角膜、水晶体を通った光が網膜面で結像したもので、水晶体が濁っていると霞んで見えるようになります。
白内障はさまざまな原因で水晶体が濁る病気です。
原因として多いのが加齢によるもので、早い人では40代から、80代でほとんどの人で白内障が発見されます。
 その他の原因として、先天的なもの・外傷、アトピーによるもの・薬剤、放射線によるもの・そして他の目の病気(炎症)が原因で起こるものです。

■白内障の手術(①単焦点眼内レンズ、②多焦点眼内レンズ)とは

 白内障が進行して日常生活に不自由を感じるような場合には、手術が必要になります。白内障の手術は今では年間100万件ほどもあり一般的な手術になっています。
 白内障の手術は、濁った水晶体を超音波で砕いて取り出し(超音波水晶体乳化吸引術)、人工のレンズ(眼内レンズ)を入れるという方法です。局所麻酔をしますので手術中の痛みはほとんどありませんし、手術時間は15〜30分程度です。

眼内レンズには、①「単焦点眼内レンズ」と、単焦点眼内レンズを改良した②「多焦点眼内レンズ」があります。単焦点眼内レンズは遠方か近方のどちらか1点にのみ焦点が合うというもの。遠方に焦点を合わせると、老眼ではない患者でも、単焦点眼内レンズによる白内障治療を受けた後は、近方を見るために老眼鏡が必要となります。
「多焦点眼内レンズ」では、遠方と近方の両方に焦点を合わせることが可能です。
 ただし、多焦点眼内レンズを挿入した場合、単焦点のような良好なコントラストではなく、少しかすんで見えると言う人がいるなど課題がありました。この問題点を解決したのが、2007年に新しく国内で販売が承認された新型の多焦点眼内レンズです。

■医療保険扱い(単焦点眼内レンズ)と先進医療扱い(多焦点眼内レンズ)

単焦点眼内レンズの白内障治療は保険適用であり、治療費は3割負担で片眼約4万円程度。  
一方、多焦点眼内レンズは保険適用となっていません。ただし、所定の要件を満たした眼科専門医がいる医療機関では先進医療として認められています。ただし、多焦点眼内レンズの費用などに公的な保険が効かないため、治療費は片眼で約30万〜40万円程度です。
多焦点眼内レンズを用いた白内障の治療で先進医療の認定を受けている医療機関は、現在、全国に100カ所(東京都内は裏面のとおり) 注意点は、白内障の治療ではなく、老眼の治療を目的に多焦点眼内レンズの挿入を行った場合は自由診療となり、治療費は片眼で約35万〜60万円と高額になります。

<以上厚生労働省等の資料より。詳細は眼科専門医で確認願います。>

2016/07/14
原子力の平和利用としての『陽子線治療』『重粒子線治療』

■原子力の平和利用・医学応用から生まれた「陽子線治療」「重粒子線治療」

原子力の医学応用はますます盛んとなり、放射線無くして医療は成立しない
時代を迎えてきました。そして、陽子線治療や重粒子線治療など新しい原子力
技術も一層大きな発展を見せています。 

■なかにし礼さんの場合

テレビ朝日系列で放送されているワイドショー『ワイド!スクランブル』の
コメンテーターを務めていた2012年3月5日の放送で、食道がんであり、治療のため
休業することを放送中に明らかにしたことは有名ですね。

医師たちから抗がん剤、放射線治療、手術という治療法の説明を受けるが、
なかにしさんの食道がんへの医師の提示した手術等は、27歳と54歳で心筋梗塞を
患ったなかにしさんの心臓では長い手術や放射線治療には耐えられないと考え、
妻とともに自宅でインターネットを活用して「陽子線療法」の存在を見つけました。

陽子線治療の結果、がんを克服、同年10月に復帰。執筆、コメンテーター等仕事も
再開したことで話題を呼んでいます。

■なかにし礼著書「いきる力 心でがんに克つ」講談社より抜粋

闘病の日記での生々しい内容はなかにし礼著書「生きる力」にあります。
最後に、当該読者に向けて下記のような記述がありますのでご紹介すると同時に
当該本をお勧めします。
「陽子線治療の機械は最新先進医療機器なので1基につき約80億円かかるそうだ。そして、保険適用にならないために、患者は自己負担で約300万円近く払わなければならない。……自分の命は地球よりも、全宇宙よりも重いと私は思う。……生命保険会社の保険には「先進医療特約」というものがあり、月々の支払が百数十円足すだけで、いざという先進医療が受けられるようになっている。だから費用の心配をして悩むくらいならば、一刻も先進医療特約付きのがん保険に加入すべきだと思う。ちなみに欧米では患者が5〜600万円支払わなければならないそうだ」
ぜひご購入の上でご一読をお勧めします。

*日本の粒子線治療の施設

現在、日本には粒子線がん治療施設が14ヵ所(重粒子線:5ヵ所、陽子線:10ヵ所)です。
治療施設数においては世界で一番多い国となっています。
 重粒子線 陽子線 都道府県 施設名称
  ● 北海道 北海道大学病院陽子線治療センター
  ● 福島県 南東北がん陽子線治療センター
 ●  群馬県 群馬大学医学部附属病院 重粒子線医学センター
  ● 茨城県 筑波大学附属病院 陽子線医学利用研究センター
  ● 千葉県 国立がん研究センター東病院
 ●  千葉県 放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター
 ●  神奈川県 神奈川県立がんセンター
  ● 長野県 相澤病院 陽子線治療センター(Ai-PROTON)
  ● 静岡県 静岡県立静岡がんセンター
  ● 愛知県 名古屋陽子線治療センター
  ● 福井県 福井県立病院 陽子線がん治療センター
 ● ● 兵庫県 兵庫県立粒子線医療センター
 ●  佐賀県 九州国際重粒子線がん治療センター
  ● 鹿児島県 メディポリス国際陽子線治療センター

(設備実例)静岡県立静岡がんセンター

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